灰色猫のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
明暗で 植物動物 すべからく 影響受ける 光周性
11
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詠み人知らず
風に乗り くねりて登る竜のごと 上昇志向の連凧揚がれり
20
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只野ハル
有効にスキマ時間を使いたいなどとぼんやり思ってみたり
16
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只野ハル
裏庭の伸び放題の草草も目には優しとそのままにする
27
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まあさ
モヤモヤの五月病なるものじわり くる前春の土用にイチゴ
15
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コーヤ
幼木の若さ溢れた満開の桜の元気貰って歩く
17
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コーヤ
ヤマボウシひかりに照りて煌いて山辺の道を華やぎにして
16
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詠み人知らず
悲しくて 又恋しくて 名を呼べど 木霊は応えじ 風に隠れて
10
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詠み人知らず
遠い日に 知らず知らずに 恋をして 知らず知らずに 共に白髪か
12
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詠み人知らず
孫の手は 春き立ての餅 柔らかし そっと出す手に 触れる嬉しさ
9
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詠み人知らず
棚引いた煙りのいちばん端っこで消え入りそうな君への思い
11
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九條千鶴
神さまがつくりたまひし世界なら言葉はきっと祝福だろう
11
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利己翔
こんなにもつらい思いで生きてきた手からこぼれる金魚の心臓
6
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千映
長時間剪定仕事した後の首は二センチ伸びているはず
14
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千映
同衾という言の葉を川柳に詠み込む君の脳はご機嫌
8
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士心
「君が好き」呟いてみる戯れに たかが恋など暇潰しだと
8
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滝川昌之
「ふぁあああっ」聞こえてきそうな晩春の昼間のネコのあくびが憎い
17
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詠み人知らず
伸ばしてた長い髮へとハサミ入れおもひ全ても 一緒に斷ち切れ
11
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西村 由佳里
懸命にペダルを踏むんだ負けないわ私が先よ抜かせないわよ
11
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藤久崇
人去にし 宅跡に住む 野菊らの 家ぞみ影に 染みて栄ゆる
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