山桃のお気に入りの歌一覧
山本克夫
群れをなすコントラバスがアフリカの低いうねりに調和する夜
4
もっと見る
光源氏
川の瀬になびく花菱水隱れて人に知らねめ聲も聞かれじ
12
もっと見る
ことり
だれもしらないところに降る雪を静かに見ていた冬のはじまり
10
もっと見る
浅草大将
砕け散り飛ぶや舳波の玉輝る遥かゆく手に日は昇りつつ
4
もっと見る
詠人不知
月宮の 嫦娥雲居を 移りをり 菅無き玉は 緒にも懸らじ
3
もっと見る
詠み人知らず
何度でも僕は土から生え出でて空の君に触れそうになる
6
もっと見る
粕春大君
十五夜の白き光に橘の実の色づかふ里の霜風
21
もっと見る
浅草大将
風なくばおのが光を剣にて雲切りはらへ冬の夜の月
16
もっと見る
のびのび
自分ちを説明するって日本地図を広げるくらい大雑把なひと
5
もっと見る
ましを
りるりるとあぶくで描いた片恋を飲み干すクリームひげつけてみる
3
もっと見る
ことり
昏れてゆく空を見上げた 人はみなふかくさびしい場所に佇む
15
もっと見る
粕春大君
見上ぐれば木の葉隠れの月影も今宵こずゑに宿りぬるかな
16
もっと見る
詠み人知らず
あまりにも美しすぎる夕焼けは沈んでいくのに希望に見える
79
もっと見る
生レバー
そこいらの 雑草のような 私には アブラムシしか つかない訳だ
4
もっと見る
ケンイチ
粉雪の白き宇宙をくぐりゆく サァ冬を見よ夢追い人よ
7
もっと見る
たんぽぽすずめ。
夢にまで歌を手探りみの虫となりて褥を巻く 雨の朝
10
もっと見る
光源氏
つかのまの夢を見ゆともむなしけり浮き世の闇に隱る月影
11
もっと見る
詠人不知
身もろとも 空け酔ひ毀つ 酒杯に 上弦の月の 満ちて割れ居り
3
もっと見る
詠人不知
海神の まどろみ醒むる 弥終は 死もまた死ぬる 定めなりとぞ
2
もっと見る
詠人不知
渓谷の 宵路に斗宿 訪へば 明け太白に 道を訊ねて
4
もっと見る
[1]
<<
243
|
244
|
245
|
246
|
247
|
248
|
249
|
250
|
251
|
252
|
253
>>
[253]