灰色猫のお気に入りの歌一覧
夕凪
大人です。 笑って言った、強がって 壊れた心 後ろ手隠す
7
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吉野 鮎
秋篠の川面掠め飛ぶ燕二つすれ違ふ黒き彈丸
10
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吉野 鮎
海鼠塀冠木門の家にことし 緋鯉もまじり鯉幟上がる
8
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恣翁
年毎に 柳絮の舞ふを 客ならぬ土地の人こそ 気にも留めざれ
16
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コーヤ
鶯の声も清かな谷沿いで背伸びで競う蕨を見つけ
27
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コーヤ
草群れのみどりが萌える中で咲く真白にひかる十薬の花
25
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Chico
春一番 脳内娘まろびきて 「 だいこんあらわぁ! 」 きみも感染?
26
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九條千鶴
地に浮かぶ星をみるよなネモフィラの銀河の海を泳ぐ蝶々
13
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詠み人知らず
吾と今すれ違いゆく彼女たち 春の日君よいてほしかった
20
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うさぎ
抱きしめられて いるのに君の 心すら 分からぬ我の 両手の行方
12
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沙久
ごゆるりと御覧あれ千差万別の「生き方」が響くこの歌会で
25
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九條千鶴
あといくつ夜を数えれば輝けるそんな明日が来るのだろうか
10
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木タロー
嘘つくと右眉あがるそんな歌思い出したわ「あたためなおすね」
6
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安井シンゴ
春光を浴びてつつじのとりどりなる言葉も忘れ一目一万本
7
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滝川昌之
来週の満員電車は逆を向く このビル街の音がなくなる
21
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九條千鶴
朝が来る 春の名残を 脱ぎ捨てて 夏のお洒落をした朝が来る
6
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野々花
春なのにどこか淋しい昼下がり少し早めの風鈴が鳴る
28
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木タロー
感じてる、あなたの匂い、熱、汗、鼓動知らない誰かのぬくもりなども
6
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高松 蓮
今日私 初めて当番 したんだと 輝く笑顔に 見る子の成長
11
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西村 由佳里
ほっぺたをぽろぽろ伝う水の玉変われよ変われ元気の玉に
10
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