詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
蚯蚓出づ畑に五月雨豆の花実りて旨し夕食の肴
21
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野々花
お礼だと届いた義従妹の小包に何故か付いてた赤いカーネーション
19
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中野美雄
五十億年めの太陽沈む今いろづく卯の花に人を偲びぬ
7
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まあさ
復職し 数ヶ月夫の 頭には 白髪復活 すくすく育つ
27
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このえ
少しでも足を前に出せば ほら 歩いてゆける どこまでだって
13
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桜田 武
安置せし犬の寝顔の安らかさ死とは思えず頬撫でてみる
36
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秋日好
散り破る紙にも如かず経った時金呉れないと首くくるしか
17
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大上
増す日々に殘る西日は落ち難く六時の鐘は夕の刻まで
8
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大上
待ちに待ち日毎滿ち往く月輪を盃に落として一息に干す
7
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深雪
単身で戻るあなたを探しては テレビニュースの赤い列眺む
18
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深雪
昨日より薄い夕日を背におうて 小さき母の影が手を振る
26
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安井シンゴ
煙突のはき出す煙が雲となり わが肩に雨降らせる夕べ
11
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秋日好
パステルの苧環の海立ち上がる薄黄の牡丹は泡のビーナス
21
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inosann
友と会い足らない己を責めている息子の成長喜んでいる
25
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秋日好
立ち上がれ皆まで聞くなカウントをマットに沈めば夢はかき消え
15
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秋日好
逃避をもうまく使いて前進をバカンス先に心当たりは?
10
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野々花
雨音で目覚めし朝の憂鬱は思い出せないあの日の記憶
16
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詠み人知らず
事務的な連絡みたいに素っ気ない だけどやっぱり 保護するメール
18
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詠み人知らず
数多ある まほろば渡り歩く鵺 パラレルワールド網に求めたり
13
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詠み人知らず
終着点 見えぬが故に 倦み果てる 欲しゐるのは 現実逃避
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