詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
林林
食べた気がせずとも家族全員で囲む食卓かけがえのなき
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みやこうまし
生前に「ふるさとの歌」愛してた妻は今ごろ黄泉の故郷に
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野々花
雪折れの梅の小枝にテープ巻き芽吹きし春にエールをおくる
12
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秋日好
富士山は「神奈川沖の浪の裏」ばかりでないと北斎展を
19
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inosann
背中見て追いかけてくれると信じてた吾の愚かさ息子に今しる
20
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秋日好
匂いこそ伴侶を選ぶ鍵であるケミストリーの有無を問うなら
15
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野々花
頑なな心を解く春風に戸惑いながら揺れる菜の花
18
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まあさ
懐かしい 人に再会 したような 目をしてガラケー 握りしめる夫
19
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海音莉羽
あらたまの照れる春日に送る背に師をも越えんと舞い上がる花
10
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野々花
まだ若い胡桃のような肩たちが喜怒哀楽に揺れるキャンパス
11
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美津村
短歌以上に人生に熱心であれと説く歌評の中の厳しき一節
14
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石川順一
春の風邪喉に鼻にと軽くある軽い症状油断は出来ぬ
14
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絮谷新
弛し身を無人驛舎に打ち置けば廻送列車の向かふ塋域
15
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inosann
十四年前某新聞社報道「一発だけなら誤射かもしれない」
15
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桐生賄
弟が 事故にあったと 電話有り 家族で急ぎ 千葉へと向かう
11
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桐生賄
弟よ どうか生きててちょうだいと 初の高速 車飛ばして
17
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桐生賄
包帯で 顔も見れない 弟と 無言の対面 泣きじゃくる母
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桐生賄
弟は 未だ何処かで 生きていて 「ただいま」言って 帰る気がして
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西村 由佳里
伝えてよ電話の向こうの雪たちにもう旅立ちの時なんだよと
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河のほとり
人はただ風のなごりの花の香もやがて消えゆくなか空の夢
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