詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
石川順一
南下する急発進の車かな快晴の日の祭りの馬かな
13
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関山里桜
今日もまた人にもらひし美しき言の葉ひとひら飽かず眺むる
16
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詠み人知らず
大根を背に乗せ北風吹かれるは 東北赤毛の柴犬代表
9
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詠み人知らず
冬の香をここそこあそこで見つけては 指折り数へ これで幾つか
7
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角谷守
ミサイルの航路の下の子供等はピースサインを朝鮮と呼び
4
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角谷守
国道に倒れる猫を包む紙「子供と貧困」静かに報じ
10
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灰色猫
言葉では届かぬものを越えるためぼくらは肌を持つのでしょうか
21
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灰色猫
この胸の痛みが君を呼んでいる風であるなら撫でてください
20
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灰色猫
あたたかな君の素肌が熱すぎて前世はきっと白熊なのね
13
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詠み人知らず
やんちゃして叱るためにと捕まえた 柔いほっぺに 許した罪とは
9
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詠み人知らず
「わたし」とは広辞苑にも載ってない だから貴方が よく知っていて
11
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夢士
今冬の予報聞くたび寒くなるおでん燗酒言の葉ならべ
18
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鍬乃呑
出鱈目を罪なく言えるほど自我を失っていれば君と話せる
5
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九條千鶴
起きるたび死んでいく心を抱え今日もまた生きていくしかない
4
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林林
クリスマス悲しみと共にある人に灯りがともる日となるように
26
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九條千鶴
寝ても覚めても帰りたい帰る場所なんてここにきまっているのに
6
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九條千鶴
きみのためあなたのためというたびに心の距離が離れていくね
6
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九條千鶴
いつのまにか姿を変えていく街に取り残される私のからだ
7
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なかはらやすひこ
昭和だよ、みたいな喫茶店に収まりて今日の営業日誌をつけたり
8
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関山里桜
幼目に粗目糖と見しは薄らかに葛の枯れ葉に降りし初霜
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