コタローのお気に入りの歌一覧
び わ
介護職コロナ原因中断す高齢もありやもえず自粛
3
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恣翁
どぶ川に 物憂く繋ぐ 日に焼けし舟 どんよりと幻燈のごとし
12
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朔夜
ひととしてまだ何者にも成せていない目には眩しき躑躅の開花
5
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KEN
癒えぬ物 木末に殘し萠えにけり 春の日流す川邊の楊
13
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KEN
葱坊主 五體投地で 祈る朝 荒ぶ風和ぎ 畠は黄金
14
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KEN
澪隱す 山櫻かな 吹く南風に 殘す若葉の 後を託して
16
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KEN
迷ひ子が 目を伏せ拭ふ 一粒や 逢魔が刻の 月に夕づつ
12
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KEN
結べずに 散れば初夏 林檎花 苫屋の壁に 落とす夕影
15
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松本直哉
花々を行きつもどりつみつばちの羽音ものうく春闌けにけり
11
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横井 信
またひとつ季節の過ぎる家の中 冷たい水をぐっと飲みほす
12
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横井 信
また今日も外に出れない苛立ちにお菓子をつまむ夕暮れの部屋
8
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恣翁
和紙を漉きし指の毛細血管を 繊維偲はゆ 陽に透かすれば
17
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恣翁
岸に沿ふ桜に酔ひて 生温き湖は 物憂く 弛き波打つ
17
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恣翁
軟らかな緑の溢れ 響くがに 恋に疲れし女を癒やすらむ
13
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恣翁
渦巻ける煙に すっかり 心しを奪はれたりがに パイプ燻らす
11
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恣翁
濠端の一足ごとに 広ごれる夜空に 青く草匂ひけり
16
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夕夏
せんしゅむらほてるいじょうにしすてむがととのいているはずとおもうが
3
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蔓葵
花ながらあはれきるべき藤衣はるばる人の訪ひもこそすれ
12
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夏深
水張田を見廻る農夫のはやる心水面に影差す足取り軽く
7
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夏深
新緑を纏いて木々の美しき風にそよぎてなお麗しき
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