詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
あれやこれ上へ下へと十二月なぜか忙しき年より世帯
14
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夢士
朝の陽に山並み蒼く凛と映え頬を打つ風バス待ちのとき
11
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うすべに
散り落ちて うすくれないの霜化粧 風の深みに冬のあしおと
13
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夢士
亡き母の手箱に在りし葉書見ゆ戦地の叔父の別れの言葉
18
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横井 信
温かな言葉を詰めて持ち歩く陽射しの中で抱えるカバン
9
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横井 信
思い切り大地を蹴った足裏で今の自分のリズムを刻む
15
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夢士
冬枯れの川辺にありて時過ごしカメラ持つ手の冷たさを知る
8
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蔓葵
よもの海なみたちさはぐ世の中に正しき風をいかでわくらむ
6
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葱りんと
簡単に悪魔が勝ってしまうから 夜中の唐揚げ五割り増し美味
10
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横井 信
木々眠る遠くの山で人知れず生まれた雲は空へと昇る
11
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横井 信
さみしさに冬の野原を駆け抜けて草の香りはほのかに届く
11
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へし切
冬きぬと木枯らし吹けば庭の垣さざんかの花散りつくしたり
20
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夢士
四十年経ちて今なお消えぬことトラウマとなり我が身を襲ふ
11
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KEN
瀬の先の 天の狼 ただ靜か 白鳥の夢 亂す事なく
13
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藍子
母亡くし独り暮らしの父の為柿を剥いてる我が手の包丁
18
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KEN
立ち行きて 今は黄金に 實を染めし 早乙女蔓 雪に凍えつ
15
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うすべに
連子窓揺らす木枯らし 紅をさす 指先燃える冬の陽寄せて
12
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もみじ☆彡
ことならば 逢はずべかりき 有明の 清しき月も 憂しと思はば
14
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夢士
西空の影絵の如き遠山の姿眺めむ孫の住む里
12
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コタロー
手水場の冷えたる水に手を清め母を想ひて兩手を合はす
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