藍子のお気に入りの歌一覧
へし切
甘き香のふうわりかほる 秋の風 金木犀の花咲き初めて
21
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へし切
くれなゐに尾花がなかの吾亦紅かれゆく野辺に秋ふかみゆく
21
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へし切
金色に月は月ごと満れども秋は月見の九月の月
26
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ひよこ豆
ほんわかなお湯にほどける 昼中の小さなささくれ 明日は元気
14
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ひよこ豆
来春に私は孫を抱けるよとにやけた顔で上の子が告げ
20
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ひよこ豆
朝方に子が寝落ちするリビングで毛布掛け居り静かな時間
18
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ひよこ豆
かかる虹もっと見たくて車止め降りた途端に空に消えてく
14
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ひよこ豆
薄暗い雨降りの空いっぱいに くっきり二重 端正な虹
13
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横井 信
秋晴れの陽だまりの中 コオロギの歌に揺れてる朝顔の花
18
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横井 信
青空に白月見上げ水鳥は嵐の後の苅田に集う
17
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横井 信
台風の暴れる風の音を聞き明日の朝の青空を待つ
11
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横井 信
ゆっくりと目覚めて朝は雨音に包まれていて静かに霞む
11
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横井 信
叢雲の隙間で覗く明月は駅舎の屋根を優しく照らし
13
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詠み人知らず
何時の日か成熟すらむ 懸命に泣きつ吼きつ己磨かば
16
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詠み人知らず
信もちて かかる雲居を払ひては 子の星仰ぎ浪越えゆかむ
18
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詠み人知らず
挑戦を忘るれば魂覆ふらむ 怠惰と見栄と負け犬の影
17
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詠み人知らず
無理よとて 人ゆ諭され 自己暗示かくれば 人生いとあぢきなし
12
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詠み人知らず
蒼のなか翼のごとく浮く雲や いざ飛べよとふサインなるらむ
14
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吉野 鮎
抗へば土砂降りの街水たまりひよいと飛び越す水飛沫あげ
14
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吉野 鮎
しののめの茜の西に居待月 白銀の影朧なりゆく
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