都詩のお気に入りの歌一覧
松本直哉
帰省中逢ふ約束をして切りぬそれがさいごの電話としらず
11
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松本直哉
うらかへしおもてかへしてなす焼けばかたくななりしこころほどけぬ
13
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松本直哉
天窓ゆあはきひかりのふるあした味噌甕のみそしづかに熟す
7
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松本直哉
伐採をまつもりの樹にけさもまた鳥の来鳴きてわかばもえいづ
5
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夢士
春の野の雛芥子さむく雨にぬれ道行く人の笑顔消え去る
16
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潮月繁樹
春風に 夢を結んだ あの丘の 覚えてますか 赤い風船
13
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nifu
一番に恐ろしいのは疲れではなくて朝日を望まぬ気持ち
15
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みなま
どうしてたの?貴女の声は温かく花冷えを歩く身体に宿る
5
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咲耶
わかってる今だって君遠い目であの子のことを思い出してる
5
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悠々
おぼろ夜のをみな骨までやはらかし 硬く冷たきこころ祕めしも
26
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矢車菊
東京の言葉きつうてかなんわあ、しはる、しやはる、やんわりいけず
12
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秋日好
川沿いの花の散歩を言い訳についつい向かうコンビニへの道
14
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秋日好
急がない ちょびちょび食べて陽を浴びて少し眠って新しい朝
16
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秋日好
放っとけば干乾びてしまう苗たちを鉢上げするのは自分のためだ
18
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詠み人知らず
辛いとき潮騒の音に癒される人も昔は海に居たから
10
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秋日好
階段を踏み外す夢 目覚ましがなる夢 死者が蘇る夢
13
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三十四
トンネルの中はここだけ別世界電車の客は皆孤独になる
7
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リンダ
食卓で父母の会話は噛みあわず終点みえぬ堂々巡り
8
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更紗
散る時が一番綺麗な花だから忘れられずにまた春を待つ
15
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浅草大将
年ごとに花ぞ愛しくなりにけりあと幾たびの春かと思へば
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