ほの香のお気に入りの歌一覧
大埜真巫子.
吹き抜ける風に急かされ ただでさえ塵の躰がバラバラになる
26
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葉月きらら☆
散り急ぐ桜吹雪はわが心知る事もなく春はうららに
14
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詠み人知らず
仔ウサギが堆肥の山から跳び出してしばし佇む「待ちぼうけ」気分
6
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大埜真巫子.
病院で あたかも人形のふりをする 仕様がない 楽なのだから
17
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へし切
儘ならぬ浮き世にあれば抗はず流るるままに生くるも良きか
23
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朝がお
雑踏のプラットホームで手を振れば振り返るは返景の影
16
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詠み人知らず
広く薄く層なす苦痛ゆっくりと 剥がし始める いつも破れる
25
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大埜真巫子.
あなたとの うたたね は いつも最上の喜びである 今も昔も
26
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小林道憲
両岸に桜並木は連なりて 逆さの影のさざ波に揺れ
16
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日向猫
川面にも光踊りて揺らめいて冷たそうにはみえなくなったね
24
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更紗
「会いたい」と君がつぶやく それだけで呪文のように心が溶ける
21
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詠み人知らず
おだまきの双葉あちこち芽吹きたりそ知らぬ顔の親株咲く中
7
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詠み人知らず
理由なく孤独な夜にミルクジャムふつふつ煮れば無心にかえる
7
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日向猫
当面の問題は見ず とりあえず 明日のためにジャブを打つべし
19
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詠み人知らず
号砲で石灰蹴散らし加速した 直線だけでよかったあの日
25
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恣翁
指にて 傷探りたき出来心 想ひ叶はで 昨夜も疼きぬ
31
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詠伝
近視にて在るとも亡いともさだまらぬ星のやうな幸せを追ふ
14
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浅草大将
すみ染に咲くをむかしの夢に見てけさの愁ひはふか草の花
18
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詠み人知らず
うたのわの閉鎖を惜しむ吾に告ぐキミのひとこと四月馬鹿だよ
4
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片井俊二
クレヨンの一つひとつに名前書く四月によぎる母の想い出
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