紹益のお気に入りの歌一覧
みなま
翻る燕尾を追って仰ぎ見る我らに春の雪は降りつつ
14
もっと見る
詠み人知らず
京都から近鉄線で十条へ 風が痛くて歩けやしない
15
もっと見る
詠み人知らず
あざやかな思い出などは望まぬがせめて忘れじ孔雀貝の浜
12
もっと見る
詠み人知らず
みんな知る 幸ある場所の 裏側に 隠されている 幸なき場所が
4
もっと見る
詠み人知らず
赤ちゃんを胸に抱いた女子会はワインボトルが何本も立ち
7
もっと見る
亜貴
こんなにも輪郭のある思いなのに 言葉にしたら溶けてしまいそう
12
もっと見る
詠み人知らず
じゃらじゃらとカギがたくさんぶらさがるジーンズをはく爺は歯がなく
7
もっと見る
夏恋
一番星コバルトブルーの空なんて久しく見ることなかったわよね
9
もっと見る
恣翁
イヌマキの 森閑とせし植え込みを 春の西日の寒く照らせり
21
もっと見る
笑能子
自己責任勇みに響く巷なる総てを背負い返せるならば
1
もっと見る
只野ハル
鴉二羽路傍に死せるイタチの仔啄むを見る運転しつつ
12
もっと見る
夏恋
中之島公園の一角でテント建て夜更けに湯をたて髪を洗った
14
もっと見る
詠み人知らず
中之島FTホールを見上げてる 浮浪者の数 あしたの命は?
12
もっと見る
詠み人知らず
埴輪には無表情なる顔あれど笑みやいたみや怒りに見えゆ
7
もっと見る
詠み人知らず
四年経て黙とうすれど震えたり爆弾のつく低気圧なり
7
もっと見る
松本直哉
さよふけてさえかへるなへほのかなる沈丁の香のただよひくるも
2
もっと見る
ユキ
辛いなら楽しいものにしてしまえどうせやるならおもしろ可笑しく
7
もっと見る
只野ハル
振る気なく悠々と見送るでなく豪速球から逃げているだけ
15
もっと見る
あまおう
振り出しに戻ったように雪は降り ムーンウォークで春遠ざかる
18
もっと見る
詠み人知らず
比治山で花見するたび寒すぎて 皆で歩いて 流川へと
11
もっと見る
[1]
<<
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
>>
[852]