まがねのお気に入りの歌一覧
遠井 海
嵐などなかったような青空の下横たわる道路標識
12
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みやこうまし
お見舞いに女子大生の孫ら来てベッドに坐り人生談義
7
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みやこうまし
「安息」の言葉は耳にこころよい 生気を奪う死魔の囁き
12
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たんぽぽすずめ。
強さとは目立たぬ物だ台風が過ぎて咲きだす桔梗の如く
15
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たんぽぽすずめ。
寝転んで我の手を噛み蹴る猫は愛情表情たぶんマックス
11
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詠み人知らず
化粧する君を初めて見た朝と 変わらず好きだ笑うなよ君
13
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詠み人知らず
強風で速度を落とすのぞみ号 これなら木々が鮮やかになる
11
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もなca
のべた手にふれることなく秋空は高さをましてもう見上げるだけ
7
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みやこうまし
あるがままにありて保てるしづ心 我の八十、他人の八十
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ふきのとう
残暑にも九月の空は秋めいて萩に誘われ赤とんぼ舞う
12
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ふきのとう
近頃は歌の詠めぬともどかしく雲眺むれば入選集の届く
13
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詠み人知らず
延々と続く食事の行列の いちばん先はきみと二人で
7
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詠み人知らず
がら空きの通勤電車に戸惑って 座る方法確認してる
8
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遠井 海
おかわりを勧めるような気軽さで三人目は?と尋ねられても
18
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恣翁
蚊遣り香 秋には烓かじ 哀蚊の 生き残さるる不憫の故に
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inosann
引きこもるアルバイターから自立へと「立てば歩け」と親心揺れる
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inosann
吾に才あるかのごとく持ち上げる 日々の短歌をひもとき妻が
9
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浅草大将
人なれば二つなき実を世にいつか結べ名なくて野に凍ゆとも
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浅草大将
花なきをいまの暦にすべもなしただ音にのみきくの祝ひは
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たんぽぽすずめ。
まだ好きと言えずに君に会えなくてこうべを垂れる稲穂みたいだ
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