詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
石川順一
コーヒーのペットボトルを取ろうとし炭酸水のボトルが落ちる
11
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紫草
メロディーがいつも同じと娘言うそうかもしれぬわが鼻歌は
18
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石川順一
土曜日に初めて蛙の声を聞く今日も昨日も聞かないけれど
13
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夢士
牛引て鋤で耕す農作業孫に見せたや田植えの季節
26
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松本直哉
ふうはりと花の香りのする午後をことことなりてたけのこゆだる
8
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藍子
さやさやと麦が広がる二毛作いつの間にやら稲田に変わる
14
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詠み人知らず
回れ独楽 心の背中 すり抜けて 夢を追い越し 独楽風になれ
7
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詠み人知らず
五月女の 青波穂波 麦畑 稲田ほ渡る 翠風の匂ひ
10
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ながさき
苦難こそ この人生の 宝なれ 何を嘆くや 山ホトトギス
30
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詠み人知らず
石畳 轍の道は行き違い 落した恋と 拾った恋の
11
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詠み人知らず
村祭り ふと思い出す 幼夢 遠い囃子は 今風の中
10
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滝川昌之
「まずビール」そんな顔したアジサイが ごくごくごくと雨すいあげる
29
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ともゆき
垣に咲くジャスミンの花貰いきて 熱き紅茶に入れて愉しむ
15
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みやこうまし
五月ばれ緑色濃き木々の陰踏み入る我の明暗を呑む
21
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野々花
風の中揺れるあなたを見ていたら少し気になる明日の天気
16
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沙久
「母の日は、沢山我がまま言ってね」と末っ子の君がエプロンをする
23
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野々花
モナリザに習ったような微笑みの母の遺影に届く冬の陽
106
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ながさき
中天に 夕月浮かぶ 皐月宵 うぐひすは啼く モズも負けじと
30
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ヒラヤノリコ
思い込み暗くて遠い道作る見渡せばほら月も出ている
6
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ヒラヤノリコ
泣きそうに楽しかったよありがとうそれぞれの道それぞれの空
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