山桃のお気に入りの歌一覧
ゆら
わたしの命は若くて安い安心してよねるらるらふらひ
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やすむ
宇宙も庭も広すぎて私はスプーン曲げるくらいしか
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螢子
窓を打つ霰の音に眼をやれば街は真っ白に染められていく
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悠々
齋場ノ烟突直ニ天ヘ伸ビ荒振ル魂ノ父昇リ逝ク
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悠々
夢ハナゼイツモイイトコデ覺メルンダ?續キミタクテキョウモガンバル
6
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悠々
片恋のひとを想えばかなしみの木枯し吹くよ暮れの十字路
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光源氏
さらぬだに風吹きすさぶ板宿に我が身は影となりはつるかな
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光源氏
つらし世をひとり明石のうちしぐれ徒名立ちぬるゆふさりの波
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光源氏
はかなげに情けを交はすたそがれにいづこともなく夢は消えうせぬ
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bgvillea
はた群濃染めにし頃も霧立てば濃ひも散らさむ真白なる日に
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bgvillea
紅のはなの色こそ夜にしづめ汝が行く脇にひそぞ鳴くかは
7
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bgvillea
汝背送る千重波敷きの胸拉ぎ袖揺る風の重ね重ねに
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bgvillea
紫陽花の雨は細しに染め給ふ雨乞ふ葉ごと吾が衣手に
7
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bgvillea
星は過ぎあめの渡りは花煙る惑ひて萌すその二葉はや
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只野ハル
呑むほどに歌湧き出づる心地するかざせば開く酔歌の夢路
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じゆん
言葉など過信しないで伝えたい思いはいつも歪んで届く
6
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やすむ
ぼくはまたばかのふりした朝焼けにけんけんぱなぞしながらかえる
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ほたる
終電のアナウンス切なく響く時帰りたくないわたしのナルシス
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あまいりょう
眠らうと瞼とぢると眉間から繰りだしてゆくリアリティたち
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あまいりょう
糸のない電話の中を伝いくる 寒そうにしてきみ の 「おやすみ」
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