詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
西海のアゴ焼きの香に ピーヒリと 平戸城の天守閣をトンビが巻いた
17
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真如
君あゆむ 雪の湿原 その下ゆ 雪解の水の 滔々とゆく
13
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滝川昌之
亀岡の山の頂 平戸城 鳥の目線はイカヅチの瀬戸
17
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千映
風花の舞いし夕暮れお泊りの母の帰宅を温き部屋待つ
14
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九條千鶴
きゅうきゅうと吹く風を聞くと誰かが泣いているようで悲しいのです
8
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千映
癒される絵を見た午後は夕飯の支度もどこか上の空なり
11
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九條千鶴
晴れなのに降ってくる雨はお日様がくしゃみをしちゃったせいなのかしら
11
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falcon
おもかげをとへば花散るいしだたみ風のなごりの香のみ残れる
24
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美津村
ひび割れて形くづれし厚き爪よ素手で土打つ老鋳物師は
8
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美津村
杓三つ寄せ合ひ一気に鉄注ぐ三人共に呼吸を止めて
10
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新月
指環見せ 頬を流るる 一筋の涙が語る 未来予想図
8
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リクシアナ
別れの日かおる桃色スイートピー春の微笑み見えていたのに
24
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秋日好
駅舎内ただのピアノは減らされて上手ばかりが喝采を浴ぶ
21
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秋日好
花粉避け発作抑えて人並みに何とかできる手ごたえでいた
14
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秋日好
一泊の検査入院夜ひとり家に残った母は淋しい
21
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九條千鶴
「あのころの記憶を何処に落としたの?」「落としてないよ。無くしただけさ」
11
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まあさ
ただならぬ 時間を乗り越え 熊本の 子ら高らかに 卒業の歌
25
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inosann
見ずなりて長々しきや義母の歯をもろ手に包む妻を見るなり
18
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桜田 武
天国へ階を上りし愛犬は我を待つ「また、散歩楽しくね」
10
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千映
語り部さんだけに震災事 任されぬ我ら個人が忘れず語る
13
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