山桃のお気に入りの歌一覧
庭鳥
日付越え寝る前一首投げ込めばあそこもここも夜更かし歌人
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浅草大将
諸人がやがて負うべきとがの木に鬼火を灯す静かな聖夜
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falcon
飯桐の落つる実惜しみもとほるにあはれ木枯らししきりて吹きぬ
9
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falcon
見しかげのいつか忘れむものおもふ霜夜の月の白きひかりに
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螢子
水仙はフェンスの網目越えて咲くビルの窓より顔出すように
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粕春大君
散り敷ける紅葉むしろのやはらかに山を包みて春を待ちをり
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かわのふゆき
マンションの外階段の灯を繋げオリオンっぽいのと牡牛っぽいの
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螢子
吾のすべて拒絶し去っていく君を止める術などあるはずもなく
5
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浅草大将
雪けぶり野辺の面に立つ見えて秘かに燃ゆる春ぞ思ほゆ
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螢子
小夜ふけて降りつづく雨重くなり明日には白き雪となりゆく
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光源氏
かなしびを合はせなしたる袖の色過ぎにし方のかぎりなきかな
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光源氏
たまさかにみだれそめたるあさがほのいよよ戀ひかぬる姿かなしも
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悠々
いずこより来たりていずこへ去りゆくや輪廻の旅のこの地球上
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久哲
生きている実感だけを包み込む貸衣装屋の数多の喪服
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只野ハル
高速度撮影のグラスの破片がエンドレスで私に刺さる
4
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久哲
かくれんぼしていた時の夕立が史上最強だったこと秘密
4
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まき
「きのう夜ふたつ流れる星を見た」君からひとつ願いをもらう
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ゆら
ぐわぐわと月が丸いね なんか今 人生で一番死に近い
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ゆら
今ここに流れる風を全身で掴めば私のかたちが分かる
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ゆら
赤らひく肌に囁く夜の淵 どれくらい好きでいられるでしょう
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