御宿川蝉のお気に入りの歌一覧
天徳乃東風
思ひ出づ花に驚くその笑顏君と歩かむ春の夜櫻
6
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ななかまど
寒あけの雨が優しく降りおれば畑のニングルわれ呼ぶような
18
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杏実
木蓮に あの日の君を 巡らせば 胸の痛みを つかの間抱きしめ
6
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ガビー
あの頃は路地や空き地が公園で 土管ひとつでずっと遊べた
6
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凌霄花
今は昔早くて自慢の暗算も見る影もなく老いてゆく日々
11
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へし切
マスク解く もどる笑顔と涙かな 別れ 旅立ち 卒業の日に
19
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茂作
きぬざやの花咲き初めて蝶々の みえつかくれつ交じりて遊ぶ
17
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横井 信
花冷えの冷たい雨のテレワークなんだか今日は進まぬ仕事
12
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へし切
菜の花の 群れ咲く原に紋黄蝶 色も共なる 春はのどけし
18
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茂作
人棲まぬ家にも春の訪れて 辛夷の花は咲きて散りけり
20
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里香
何となく 気に食わないので 裏返す 父からもらった詩集の表紙
10
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萱斎院
うぐひすにめさむひとり寝たれや知る なみだの川の流るる音と
7
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横井 信
春の日の強い陽射しに青空の下弦の月は淡くなりゆく
16
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へし切
冬ごもり ふふみあり待つ春の日を 人も我慢の花の咲きどき
14
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杏実
さみしいと思う気持ちに寄り添えし春の木漏れ日ふたりを包む
10
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虹岡思惟造
別れ際触れた指先花の冷え思い返しつ下る坂道
12
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はなしのぶ゙
幾千の夢を追いかけきし我の掴みそびれし逆剥けの指
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広葉樹
楚々と咲く日向水木の檸檬色 春の微熱を冷まし鎮めむ
12
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里香
春霞 逃げ出すような 旅をした 微かに縋る 思い出欲しさに
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鞘森天十里
わが世をば思ふ様にて生きたかり子といふものはなくてありなん
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