翠燕のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
地道って道じゃないけど辿れれば最短距離と誰もが気づく
17
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詠み人知らず
木犀の香りをいれて厨ごと運びくる風やさしくつつむ
14
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ななかまど
お馴染みの酒屋のおやじが顔をだす令和の新酒は神と吾とで
11
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西村 由佳里
星を見ず月も見ずまた夕焼けも見ぬまま今日も夜を迎える
3
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夕夏
ひとなみにときをすごせばつかのまもあなたをさがすじぶんにきづく
5
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つばす
胃カメラの検査結果を聞きに来る 待つ時間のもんもんさ
1
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詠み人知らず
憂いたり嫉妬焦がれて恋歌の溢れ輝く十年前は
3
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秋日好
摘果せず姫リンゴと化すひと口の秋の実りの深い紅色
17
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夢士
椎の実の落つる音聞く山里の林に立ちて見あぐ木洩れ陽
11
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幸子
世を探り疲れた果ての幼子の眠りは白い木蓮の花
19
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へし切
暮れかかり街の灯りのぬくもりに君を恋ひしむ秋はたそがれ
15
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横井 信
走りつつ呼吸のリズム整えて揺れるススキと交わす挨拶
12
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夢士
空高く風爽やかなグラウンド老いを忘れる午後のひと時
15
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へし切
心にもかかる雲なくおだやかに秋のなが夜に月は澄みけり
17
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灰色猫
静かなる光を浴びて祈るよう私の日々は星空とある
21
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コタロー
明けの空鳥は鳴きつつ飛んでゆく眠れる街の遙か上空
13
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コタロー
明け方の空に瞬く星の數散歩の道で數へてゐたり
12
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ななかまど
世の中と繋がりいるは会社たり家にて三度飯くい思う
5
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滝川昌之
休日の職場で残務急く俺におしゃべり好きの掃除婦が添う
16
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灰色猫
図書室も吹き込む風も静けさも詩集も君も夏のままです
22
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