ほたるのお気に入りの歌一覧
螢子
雪深き里にも春はほほゑみて梅のほころぶ立春の朝
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でくのぼう
嫁ぎゆく吾娘の涙に心揺れ過ごせし時を刻みて暮れる
18
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只野ハル
春風の浪速の場所に吹くを待つ身を尽くしてや解決のあれ
12
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まるたまる
また冬は私を置き去り行ってしまう季節変わりをピンで押さえても
12
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たんぽぽすずめ。
デキャンタに入れて空気を触れさせたワインのように愛したかった
13
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螢子
君からの電話はいつも困りごと私を何だと思っているの
5
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螢子
春立つ日君からの電話舞い降りて心の奥に花ひとつ咲く
9
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きりあ
竹林に汝が立ちたれば一枚の絵画の如く春は巡りて
14
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たんぽぽすずめ。
君を待ち缶コーヒーを飲んで置くベンチに桜降り積む夕べ
14
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たんぽぽすずめ。
何色が好きでしたかともう脇に来ないあなたと虹へささやき
17
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芳立
歳五つ六つ七つとしかぞふればあかざりし豆いまはうとまし
12
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まるたまる
口づけは特別なこと なによりもイケナイことだと夕陽が諭す
18
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芳立
セックスが嫌ひだなんて人生が三割くらゐつまらなくなる
10
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たんぽぽすずめ。
太陽の熱を吸い込む黒猫のようにあなたを抱けば良かった
16
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在原紀之
菜の花の咲くや如月房総に一足早き春来たりけり
17
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悠々
ラッキョウの剥けども剥けども皮ばかりまことの愛のなきぞかなしき
18
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在原紀之
何故に恐るるべきか来る戦経りし我が身の一年思へば
16
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笑能子
愛される愛されないは僅かな差只見下すか只見上げるか
4
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御崎 耕
語らない犬の瞳が映す僕やさしいかたちの眼を模索して
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佐々一竹
通過する特急電車を追いかけて君の知らない国境を越ゆ
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