都詩のお気に入りの歌一覧
秋日好
ブルーベル水仙に代わり立ち上がる白樺林に空を映して
12
もっと見る
村上 喬
戸惑いの二つの夜は溶け合って背中合わせに朝を迎える
59
もっと見る
あまおう
無機質な部屋へ ようこそ同居人 きみの名で呼ぶ サンデリアーナ
25
もっと見る
秋日好
我がそばに生きるも死ぬも選ぶのはあなたの意思に全てお任せ
19
もっと見る
秋日好
夕餉前ソファで夢見る古女房キスで起こしてくれる連れ添い
14
もっと見る
秋日好
早咲きのゼラニューム明日売りだそう週末窓辺に色添えるため
12
もっと見る
詠み人知らず
諦めて孤独を選んだその日から私は私に成れたのだろう
3
もっと見る
詠み人知らず
食感がいいなどというグルメ顏カルビかロース分からぬ彼が
12
もっと見る
家鴨あさ子
悲しみは青いと君は云ふけれどその青ですらきらめきたる日
8
もっと見る
咲耶
君の手とその広い背に憧れてああもう黒板なんて背景
17
もっと見る
風花
敬語ほどよそよそしくない大阪弁「しはりますか」のニュアンスがイイ
21
もっと見る
林林
牧場を囲む桜は濃く薄く山の緑に抱かれ咲きぬ
23
もっと見る
裕二
あのなつに飛び込めぬままあの夏に取り残された僕の恋情
9
もっと見る
裕二
「死ぬ」というフィルターがありなんにでもやさしくなれる八月の朝
6
もっと見る
月虹
まだ誰も知らない野原 この場所に二人で名前を付けてみようか
26
もっと見る
美津村
雨合羽とゴム長靴を買ひ替へて今年の雨季も配逹つづけむ
12
もっと見る
亜梨
午前二時、布団に潜ればしんとしてスマホの画面だけがにぎやか
5
もっと見る
秋日好
満足という名の葡萄酒空けながら日曜の夜ゆったり更ける
16
もっと見る
おとめつばき
アイライン引き間違えた目尻から流れる涙の理由をしりたい
5
もっと見る
松本直哉
ひとふりの刀身としてよこたはるつめたく蒼き秋刀魚のひかり
11
もっと見る
[1]
<<
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
29
>>
[65]