澤木淳枝のお気に入りの歌一覧
トーヤ
「来月」はいつの話か。だって今日、七月三十二日なんでしょ?
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庭鳥
無造作に二箱つまみ入る君半日ばかり煙吐くのか
6
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ほたる
花と月 重なりあえば異次元の西行法師の夢を知りたい
9
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加祢
気まま吹く風聞きたくも蔓延りしかねの亡者に音遮らる
13
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浅草大将
現世の社にしづむ企業戦士にうらやす国のたま垣はなし
12
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浅草大将
いくさの日思へば空の遠花火たまを見ぬ世に平和やある
16
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たると
散ることを恐るるよりも散り際に惜しまるる花 咲かせ生きたし
6
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只野ハル
待っていてください会いに行きます愛に生きますからその日も今も
9
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さる
楚々とした黒髪のひと訪ね来し夢見たるなり朝まだきころ
11
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卯月
沈黙の重さをいだき少年は己の影の名前を探す
12
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詩月恵
揚げ花火君の知らない人といる好きの二文字滲んで消える
10
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向日葵
帰り路に立ち寄るスーパー幼子の声我を呼ぶ姪と重なり
14
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粕春大君
潤へる土の命に生けらるるこの五体をば地にぞ投げたき
25
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若楓
本当の自分をいつか見失い酷暑にあえぐ雨も無き午後
11
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若楓
昨日今日明日に囚われ真実は十年先にあるを知らずば
12
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若楓
ささやかな縁の淵を漫ろ来て雨に打たれて二人傘なし
21
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日央
寄せて帰す波の耀ひ耳遠く 吹きたる風と月の涼しさ
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日央
薄闇に浮かぶ白花 烏瓜 一夜の夢に潤みたるかな
21
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リンダ
おっぱいの象形文字の乃の意味は(柔らかきもの)癒されている
10
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四季野 遊
白もある桃色もある百日紅緋色は古典今は何色
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