詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
吉野 鮎
星屑のきのふは消えてあすの陽のさしくる希望をけさの目覺めに
8
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ながさき
愚かなる 民を育てる 政策に 抵抗しうる かしこい国に
20
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新座の迷い人
故郷の 先祖墓参を 思い立ち 幾年ぶりか 忍びて帰る
13
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まあさ
ごめんなさい舐めていました タブレットへ頭を下げた満月の夜
18
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inosann
交わらぬ二本の糸か父と子のかわす言葉なく今日も過ぎ行く
21
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秋日好
畑に出て苗を植えれば春の陽が心支えてくれるというのに
18
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秋日好
ドガの絵の踊り子たちに緋の紗かけ透かしたような椿の花々
29
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矢車菊
永遠の日と名づけをり三月のぬるき花の香 十三日を
22
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矢車菊
別れゆくために会うこと いつの日か また会うために別れゆくこと
26
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矢車菊
置いてきたものよりきっと忘れきたものがほんとは多い気がする
18
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絮谷新
温室に蜜の甘きの滿つるころ白鶺鴒の羽根の降り積む
24
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矢車菊
終わりかたを忘れたぼくら あまりにも長くいっしょに居すぎたんだね
24
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松本直哉
眼をとぢて無音の楽にききいりぬ雲中菩薩の舞ひとぶ御堂
9
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清泉幸春
あかつきに起き眺むれば飯豊山雪の光にかすむむらさき
5
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inosann
やるかたなし夫婦の口論に現れし久しぶりに見るこもる子の顔
19
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コーヤ
春感じ一番のりで咲みた梅静かに舞いて散り始めたり
19
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九條千鶴
朝焼けを空に広げてお日様を呼んでいるのはたぶん天使だ
9
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コーヤ
仏前で君と合わせて読むお経心整え今日を始める
21
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石川順一
現金の決済必要百均でカードが使えぬ悲哀味わう
14
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沙久
願うだけじゃダメだって事はわかってるそれでも強く強く願ってる
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