山桃のお気に入りの歌一覧
光源氏
京師びと祇園の鉦をはやせども荒ぶる神はしづまらむとや
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詠み人知らず
愛してはもらえぬ日々を過ごし切り夫の為に作る夕飯
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只野ハル
小夜更けてひとり夢路の君の後付いて行きたや気付かれずとも
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粕春大君
伏せどなほまた掻きおこす埋火は焚けども寒き閨の冬月
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おだ
無問題そんなわけない頑張ればそれで済むのかいやはやこの世は
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おだ
救急箱なんてあるわけないだらうアロンアルフアとガムテープなら
2
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おだ
痰といふぬめりあるものいろいろのぬめりあるもの体内にもつ
3
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おだ
手をかざしぢつと念じてみたけれどあたりまえのやうに消しゴム動かず
2
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おだ
階段に座つてトトロの唄を聴くやばい薬のやうなオカリナ
3
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おだ
木の下に落つるひかりををろがみて神の沙庭はここにありけり
3
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おだ
ひさしくも虹を見ざりき人ならぬもののあるべし七色のうち
4
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おだ
あかね色に燃ゆる空みていつまでか我がいのちある赤き空みて
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キタハラ
冷え切ったベンチで眠る野良猫よあれはいつかのヒダマリの夢
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光源氏
色も香も此の世に散りかふ花なれど我が身ののちは風ぞ知るらむ
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林ユキ
みずうみは遥かまで雪 静かなる真鴨の群れに寄せるさざ波
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久哲
古ぼけた冬空にさえシースルーエレベーターは折り目正しい
8
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久哲
縄を綯う腕を持たない蛇ゆえに長いものには自らを巻く
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田中ましろ
春先に蒔いた小さなウソの種がいまごろ芽吹く 寒い寒い夜
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たんぽぽすずめ。
朝焼けが真白く戻す躊躇無き道へ溶ければ 誰もときめく
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浅草大将
窓を打つ風もなき夜をいねがてに物思ふればただ霜の声
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