リンダのお気に入りの歌一覧
武谷有人
わかってるようなふりをして生きてきた 君の薬指に安心を捧げる
1
もっと見る
武谷有人
ぼちぼちと世界の色が変わってくる 週のまんなか水曜日
3
もっと見る
羽
関係は保たれません梅雨入り後シロップのようにとろけるでしょう
5
もっと見る
三夏
好きという上澄みを掬い取ってみたそれでは寂しすぎる気がした
10
もっと見る
白亜
あのひとには あのひとの幸せがある 私とは違う かたちでひとつ
3
もっと見る
白亜
もう行きます 君のことは忘れないけど 新しい自分に出会いたいから
8
もっと見る
のびのび
お取り込み中恐れ入りますが零時です 鳩時計の中ためらうくちばし
12
もっと見る
からえ
冬の朝心臟がぎゆつて縮むのは 私に夏が殘つてるからだ
33
もっと見る
只野ハル
我が胸を抱き見つめる夕焼けに少年のよう涙の流る
5
もっと見る
おだ
わけもなく淋しくなつたりはしない毛布が肩から落ちてゐただけ
15
もっと見る
おだ
花も見ず世のためのこと何事もなさぬ日曜うらうらに過ぐ
6
もっと見る
詠み人知らず
ひとつづつ置かれた椅子にひとりづつ座り家族をはじめてしまう
11
もっと見る
瀬波麻人
困らせないように言葉を選んだら後には何も残らなかった
14
もっと見る
詠み人知らず
たしかめるひかりのなかのくらやみをなぞるわたしのかたちはさかな
5
もっと見る
虹雲
ほろにがき黒き栃餅なつかしくみちのくは今夏に入るらむ
6
もっと見る
向日葵
じゃんけんぽん パイナップルで勝つ君に グリコの私は追いつけないの
6
もっと見る
久地宗吾
この春がさいごと思い花屋寄るあのフリージアが見あたらない
7
もっと見る
詠み人知らず
さかなにはさかなのことば仄青くなるまで海に放つ踝
14
もっと見る
詠み人知らず
姓変る朝薄曇切り取って蝶のかたちを君に贈ろう
3
もっと見る
下地杏
「何のため人は生きてるのだろうか」つべこべ言わずさっさと食えよ
21
もっと見る
[1]
<<
232
|
233
|
234
|
235
|
236
|
237
|
238
|
239
|
240
|
241
|
242
>>
[243]