詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
石川順一
蟻殺す過去歴今も苦悩する連絡帳には「子供が沢山」
16
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炭酸水
編みかけのセーターあてた肩ごしにあったかいねと君が微笑む
28
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ながさき
久遠より 仏道励み 今がある 過去世の誓い 今に果たさむ
18
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秋元 邦明
幼き日 二人で歩いた 帰り道 そが初恋と 気づいたは何時
19
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コーヤ
釣り鐘のサンダーソニアの花が揺れ遠く鐘の音聞こえるようで
14
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詠み人知らず
河川敷の散歩コースに虹の出で指さし愛でる君とのひと時
15
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絮谷新
関節の球体なりしその腕を愛づれば宵の燠火は紅し
20
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たけくらべ
いさら川うつろふ秋のもみぢ葉は水面を飾る錦なりけり
26
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灰色猫
哀しくて修羅へと化した僕の名を君は恐れず呼んでくれたね
17
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灰色猫
風そよぐ大きなガジュマルの陽だまりで漂流していた本を乾かす
19
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灰色猫
傍らに光も闇もあった事気づいた今は孤独も友に
22
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灰色猫
刈りたての芝生の上に寝転んでふたり眺めた真昼の月を
17
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灰色猫
きまぐれな僕の歌でも拍手をくれる人がいること感謝してます
23
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灰色猫
慈悲もなく狂気の宴に吊るされた悲運の果実をブルースコードに
18
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コーヤ
燃えあがる心の色を紡ぎ織り君への想い風に乗せゆく
19
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リクシアナ
秋の暮れ乾杯しよう片笑みのジャックオーランタングラタンよ
22
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コーヤ
夕暮れに淋しさこらえ野の菊は最後のときを輝き見せて
22
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絮谷新
鴉啼く宵の硝子の眼球に露の結べば滲む夕星
15
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たけくらべ
秋ゆゑに千々に乱るる心には十六夜ふ月もあはれなるらん
26
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たけくらべ
秋の夜は寝化粧さへも悲しけれ涙のあとを人知るらめや
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