山桃のお気に入りの歌一覧
粕春大君
宵待ちて天つみ空を仰げども月みぬ秋ぞわびしかりける
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粕春大君
山がつの垣ほに煙るもみぢ葉は憂き世を閉ざす霧となるらむ
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粕春大君
野を分かつ秋の嵐に雁がねは雲ゐはるかに月を追ふらむ
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粕春大君
宵闇に杉の戸開くる音もなしゐ待ちの吾れを照らせ月影
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粕春大君
天つ雁しばし待たなむ杯にやをらあらはる山の端の月
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粕春大君
うちしめりながめににほふ合歓の花こよひ睡らぬ十六夜の月
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粕春大君
地より照る月の光を訪ぬれば池ぞ真澄みの鏡なりける
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bell
ぬるき湯につかるも蒼き息死なずおこがましさに罵る天へ
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bell
月の裏 我と定めし意味の他 私を見ないで 仮面捧げる
4
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bell
おなじ時間生きるを知らず花になる 私が手折った季節の友よ
9
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bell
正しきも祭りも華も雲の上 蠅とあやめる我が身棄つれば
4
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庭鳥
湯たんぽの湯を沸かす間に少しだけ食べてしまおかシュークリームを
4
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浅草大将
逢ひ見てはかくも別れぞ惜し鳥のうき世の波もともに渡らめ
7
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猿ノ丞狂介
先ばしる人無くもがな桜花手折りて来たる自慢するため
4
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日央
醉ひ醉ひて眠る街角歩くれば冴え冴えたらむ星の海かな
4
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悠々
醜態を曝して今年も暮れゆくか起死囘生の一打はありや
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庭鳥
お堀端白く煌めく電飾を眺めビル風ぐっと踏ん張る
7
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ななし野
来る者を拒まずさりとて追いもせず城の主は緑を愛して
9
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bell
日の終に膿に蓋するゴミ燃やす 繋ぐも苦し縁守りて
2
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bell
醜さを恨むがよかろ蔑みな 不在知るゆえ塵すら名あり
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