詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
麻
山里のもみぢもみんと冬ざくら小春をかけて咲きにほふかな
17
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灰色猫
無くしたくない願いだったよ一番に遠い星だと思っていたよ
19
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藍子
雨の日はわざと洗濯してみるの大きな自然に小さな抵抗
7
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コーヤ
匂わせて白さ極める菊の笑み花の心の清しさ伝う
20
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たけくらべ
憂き身をばさだめと思ふ恋ゆゑに独りの夜も人を恨みず
21
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雪柊
治ったら 必ず旅行に行こうよと不治と知りつつ 起これ奇跡よ
19
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雪柊
身寄り無く 病に伏せる 母の友我の手を取り「温かいわ」と
22
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絮谷新
鉄塔の殘雨の雫煌めかす航空燈火の赤き明滅
19
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ながさき
本来の 日本の基礎の 誕生日 軍国主義の 廃止された日
22
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コーヤ
こちら向く孫の素顔に重なるは幼き娘そのもの姿
24
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たけくらべ
世をしのび思はぬ人を思ふ身に雨はこの夜の涙なるらむ
24
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雪柊
師が諭す 昇段審査の合格は次の段位の修行の始まり
22
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藍子
木漏れ日を与えてくれる大きな樹青空の下背伸びするよう
12
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灰色猫
仮にもし届くのならば伝えたい想いが胸に沢山あるんだ
23
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灰色猫
群れるのは好きじゃないとか言いながら自分を晒せぬ弱虫の僕
21
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林林
いつまでが今日なのかはどうでもよくて夜泣きの吾子のおむつにお乳
24
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林林
陣痛の最中にふっと魂は孕みし吾子のもとへ一瞬
19
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灰色猫
降り注ぐ甘き雨音に包まれてひっそり遺書を起草する夜
24
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灰色猫
出来るだけ悪になるよう初雪を固めて刻むジャックランタン
18
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灰色猫
もうだめだ死にたい気持ちが収まらない一歩踏み出す覚悟をおくれ
14
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