三沢左右のお気に入りの歌一覧
みやこうまし
鳴き遊ぶ雀の声に融け入りてしばし世ばなれ鳥の宇宙に
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河のほとり
朝霧の露を分けてや訪ねまし夢に果てたる君がゆくへを
11
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河のほとり
風ばかり庭の落ち葉を鳴らしてはけふやや寒き月の光かな
12
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陽だまり
久々のスカート姿照れくさく女の子みたい!と子らがはやす
5
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薫智
空を舞ういくつもの種降りてくる恋という名の花咲かすため
5
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たんぽぽすずめ。
鳥みたく自由に歌いどこへでも飛べる短歌と逢えてしあわせ
19
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芳立
装ひは綾か小袖か寒風に晴れつ曇りつ秋の暮れゆく
12
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ゆみうさ
ひょっこりと近所であなたを見かけたら全速力でかくれるだろう
8
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みつば
十分後 きみは泣くでしょ だからこの映画好きなの もいちど観ようよ
11
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染季
もぐりこむ布団の奥のつま先が冷たい、いいの私ひとりで
10
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ケンイチ
この空に僕はちひさな星だからまう少しだけ夢を見てゐる
7
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まるえふ
あの山のてっぺん降ろされてたよりも今この山を下から登る
5
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陽だまり
「ついてこい」無口な彼のプロポーズ「どこ行くの」なんて照れてごめんね
7
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粕春大君
入り日さす狹山の峯にしぐれども手向くに早しうすきもみぢ葉
15
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紫草
一歩づつ一歩づつと呟きつ はやる足もと堪え前向く
7
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ゆみうさ
ういういしい頃の二人の指先はつるんとすべり落ちるせっけん
6
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あき
青空をひっくりかえすことよりも地面に寝転ぶほうが簡単
22
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芳立
たまくしげふたりの愛を裂くすべはないと歌つた星くづの嘘
5
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白亜
西日射す窓辺のきみのほほえみは 夕日の粒子と混ざって残る
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白亜
ブラインドを抜けたひかりの縞模様 人はしづかに受けとめてをり
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