さいおんのお気に入りの歌一覧
び わ
逆らわず散り行く白き梅の花じっと眺めるエンドウの花
6
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兎桃
しののめに起きて卯の空眺むれば明星連れた白き月あり
5
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なりあきら
青空を ひこうき雲が 飛んでゆく 僕の想いも その後を飛ぶ
8
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なりあきら
北風が 吹き来る朝は ひよどりの 鳴くその声に 草木がそよぐ
7
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ななかまど
厳寒の頃なるもこの暖かさ てんとう虫も惑いまどろむ
17
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へし切
愁ひ来て丘にのぼれば野茨の実の色朱くしまし佇む
12
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海野 冬雪
昨日より傷つけるだけの人になり 傷さえ負わず朽ちる枯れ木
2
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朝野沙耶
立ち昇る烟草の罪に魅せられて清き青葉を焼く煙かな
16
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横井 信
田園に霜降る朝の風を避け二羽の小鳥は屋根でよりそう
11
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茂作
すれ違ふ乙女の髮のキラキラと 春の氣配の柔らかな風
18
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KEN
暗闇を咀嚼す冬の蟲の音 雪に降り積む月の灯踏めば
12
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あかぎり
ぬばたまの宵を照らせし玉兎 つきて読みとく 天の標を
6
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あかぎり
想えども 近くにありて届かぬは 高く澄みたる冬の月かな
9
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つばす
寒い中歓声をあげ遊ぶ子供らを 静かに見つめる老寒桜
8
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茂作
言の葉はかくもむなしと思ふかな ただ慰めを送るばかりに
16
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茂作
木枯らしに味はますます甘くして 葱は冬こそ食ふべかりけれ
15
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KEN
花も雪も時にあらがひ散り零るや のちには塵にあるいは水と
10
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へし切
薄墨の冬枯れの空その中に野茨の実の其の色朱し
13
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灰色猫
君の髪へ積もりし雪にふれられず雪に香りはあるのかと問ふ
14
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艸介
在りし日の心に咲いた椿花 桜みたいに散ればいいのに
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