虹雲のお気に入りの歌一覧
falcon
笹の葉で蛍を追いし川にきて護岸工事の石壁をみる
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詠み人知らず
地下鉄の階段上がるその刹那 雨の匂いと君の気配と
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詠み人知らず
雨の神 傘を忘れた罪びとに差し出す 露草色の羽衣
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詠み人知らず
夏小雨 糺の森の冷風と 無人 精霊 駆け抜ける静けさ
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佐々一竹
提灯が微かな風に揺れている祭の朝を待ち焦がれつつ
2
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ひの
最小の単位で夏がここにある歯をプチトマトに立てる瞬間
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falcon
増税に海外派兵派遣切り票を投ぜしわれらがなせる
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佐々一竹
まっ白い青磁の皿に桜桃がふたつ寄り添う梅雨明け間近
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佐々一竹
いにしえの島津を知りし館かな桜島をも借景として
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佐々一竹
淡々と弓師は竹を削りたり弓具屋裏に木枯しの吹く
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falcon
物干しの真白きシャツを翻しはつ夏の風空へ吹きぬく
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詠み人知らず
この胸の重荷をすべて投げ捨てて ひらり、乗りたい雲の小舟に
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詠み人知らず
冬空のオリオン静かに見守っていてくれるんだねどうもありがとう
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詠み人知らず
一杯のコーヒー入れてくれた子とゆっくり過ごす日曜の朝
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詠み人知らず
耕作を放棄した畑草伸びて音立てて刈る梅雨の晴れ間に
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玉の緒
娘を想ふ親の気持ちに気付けずに空も泣かせた四年前の梅雨
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浅草大将
木の間より微風吹けば篠懸の鈴音ならねど葉ずれ清けき
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falcon
握手して去りゆく君を見送ればその温もりの長く残れる
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詠み人知らず
さみだれの今朝 山法師うすみどり ああ、あんな 静かな花でありたい
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詠み人知らず
みちばたの水鏡ひとつ飛び越えてゆく さようなら五月のひとよ
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