朝野沙耶のお気に入りの歌一覧
ななかまど
置いた筈はずのところに物はなく時掠めとる失せもの探し
16
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みそ
買ったパン、一気に食べて眠くなる。愛ってこんな気持ちなのかも。
4
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兎桃
ふきのとう春の兆しは庭にあり写真に撮りてインスタにあぐ
4
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ながさき
鈍色の 空から白い 冬の花 地上に着けば あへなく消へる
11
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横井 信
枯れ草に雨がぽつりと落ちて来て冬の散歩の地面もゆるむ
11
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桜田 武
歌で母偲ぶ歌人の想いいたく感動何より親孝行
7
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桜田 武
「さあー、立春だ」雪深き北里でも早々と春の夢に雪をかく
6
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灰色猫
私とは何者なのかと問いながら鏡のなかを見る雪うさぎ
6
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灰色猫
叡智とは百年千年一万年のちに芽を出す桃ではないか
11
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へし切
降り積もる雪をながめてため息を 明日の通院 雪かきのこと
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ななかまど
電子マネープリペイカードクレジット 馴染めぬ友よ少しわかるよ
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高松 蓮
初雪に 身体かためて 歩く横 声あげ走る 制服の子ら
7
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仙人の弟子
病にて臥せし体を励ませば外の風雨も応援歌なり
7
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ハジメ
新たな道見つけ切り開き再起動出来ることから始めよう
2
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栞
ひとまわりふくらむ猫のシルエット冬の窓辺で陽射し集める
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滝川昌之
真ん丸の氷に注いだ琥珀色ダブル二杯で俺も転がす
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滝川昌之
燃え尽きたトーチのような銀杏にも春の芽吹きが種火のごとく
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痴光山
雪残る川辺の枯れ穂の翡翠は 水面へちやぽん 衝きては戻る
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普徳亭大崇
窓叩く 風音のみを 残しおき 音も景色も 覆う白雪
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みそ
「こっち来て!」 はしゃいだ君の足元で踏み締められた雪も笑って
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