澄舟のお気に入りの歌一覧
桐生賄
友の言う「明けない夜はないのだ」と だから負けじと前向き歩く
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まあさ
曾祖母になったばかりの媼への焼香終えて見上げた夜空
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果禾緒
息をとめ夜の深みへ潜りゆく 人魚になれぬ足を抱えて
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藍子
辛いこと忘れる為に針を持つパッチワークのパーツ繋げて
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滝川昌之
猫よけの隙間に植えた魚柳梅 可憐な紅に猫がうかれる
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万陽
憂いの日 ほうじ茶ラテを啜りつつため息ひとつ 夕食の支度す
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夢士
改札へ向ひて流る人の川淀み作りて待つ車椅子
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万陽
世迷言 並べたくなる 憂いの日ラテを啜りつ ため息ひとつ
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西村 由佳里
あたたかな陽気にちょっと勘違いるりるり咲いた白い梅の木
10
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滝川昌之
日脚伸び 稜線遠く見上げれば 空朱華色 鳥帰りゆく
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詠み人知らず
電車とバス乗り継いで来たコストコでランチョンマット1枚を買う
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絮谷新
母だつたころを思ふか吾の犬よ眺むる先の空は夕燒け
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滝川昌之
通勤の見飽きた途も探梅と呼べばうまれる寒の日の機微
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夢士
富士の峰や落つる夕陽の輝きてダイヤモンドとふ言の葉ありぬ
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野々花
ガリガリと飴玉ひとつ噛み砕く溶け行く前の淋しさゆえに
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愚と楽
星見上げ白い吐息を雲にして 星座を駆けるホンのひととき
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秋日好
ベッド下宝石箱のとんぼ玉あの大陸との縁を語る
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詠み人知らず
無駄足を踏んでおるのやも いつの日か辿り着きたし雅の京
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詠み人知らず
世渡りに建前要るは悟れども本音の語らう人ぞ好まし
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詠み人知らず
激励のふぁぼの数には甘えまい まともに詠める歌人になりたい
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