詠伝のお気に入りの歌一覧
みなま
土曜日の朝の木屋町黒服がしゃがむ路ばた曼珠沙華パシャリ
9
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秋日好
我が魂は何に当たりて森の中いかなる曲を奏でつつある?
9
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秋日好
知恵の実を食する前も生殖はしていたハズで得たのは羞恥
14
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秋日好
聖堂のイブが心に版画するしめしめ顔はそうだ私だ
12
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秋日好
SOBAという乾麺パックに一本の素麺混ざる西洋の怪
18
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秋日好
挿し穂切るナイフがあたった親指はじんじん痛んで何故か秋冷
15
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橙田千尋
終日禁煙の席にいるおじさんも僕も友人も終日人間
7
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橙田千尋
傘の無い奴らが左から右へ俺は右から左に 濡れる
3
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橙田千尋
(用意する物)カッターナイス・軍手 カッターナイスを買いに行く 雨
6
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橙田千尋
「低カロリー! 女性が喜びそうですね!」喜べない私は仮免
3
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橙田千尋
死にたいも4文字変えればからあげになるだろまだかからあげはまだか
7
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炭酸水
待ち切れずおおいぬの四肢雲を蹴る秋雨の夜の束の間の晴れ
14
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秋日好
手を伸ばし顔を背けて実を掴みにんまり顔のイブのレリーフ
12
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沙久
広すぎる 入口のお陰 レジ締めをする君を見た 長い数秒
14
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秋日好
秋月の細りいく夜は思いわび届く文にもぬくもり探す
19
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みなま
老い猫の気性荒らきを抱き上げて長生きせよと爪を切りたり
15
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みなま
女生徒の転びしあとの血痕をざんざん雨の流して木犀
9
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秋日好
空っぽの笑いの文脈明らかに「浮気をされた気持ちがわかるか」
11
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みなま
もういいわ あなたが正しいことにして ガチャンと切れた気がするスマホ
14
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秋日好
目覚ましが鳴っているのに知らんぷり妻に止めさせうにゃあと笑う
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