紫水大夫のお気に入りの歌一覧
でくのぼう
梅雨あけて祇園囃子や鉾町に浴衣姿も艷やか娘子
18
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垂々
からんころん。日本の夏の音波をおよいでおいで浴衣の金魚。
34
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ほたる
ここに在る君を秘かに塗りつぶす 思い出の藍深まる朝顔
8
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向日葵
気紛れな約束はまた破られて濡らしたシャツに思い出す彼
2
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夜考宙ん
夕暮れの涼風誘う縁日で幼き日々に暫し返りて
3
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卯月
あの場所が僕らの秘密基地だったいつかみんなで宇宙で会おう
7
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向日葵
母の様に子宮は毎月整える子がいつ来ても平気なように
6
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夜考宙ん
花火見て川辺で涼む君の手にそっと輝く蛍の命
6
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島祝
得難きをしるこそおのが道なれど乙女の本懐とげさせ給へ
18
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光源氏
夕暮にいづこへ往きぬ立葵うすむらさきの君を殘して
17
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浅草大将
七坂を越えていなばのわかれ路にすてて幾年ふるさとの君
11
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浅草大将
重き荷を負ひてゆき路に撓離るこしの痛みは耐え難きかな
17
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メガネ
風早く山は波打ち薄墨のごとき雲々天を流るる
15
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有為
ひさかたの空の高みのあなたにも夢おもひだす雲のかよひ路
9
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有為
ほの白き想ひ焦がして夏蛍 都の夏は今さかりなり
11
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向日葵
細き蔓葉は伸びてゆくその先に支えてくれるものを求めて
5
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向日葵
切り売りの西瓜をひとつカゴ入れ丸い西瓜を横目で見つつ
5
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ゆびきゅ
とりたてて言うほどのことじゃないけれど ぼくはいつでも ここにいるから
31
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中村夜
神様は愛は存在しないよと子どもみたいな瞳で笑う
5
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沙羅
逢いたさに目覚めて浮かぶ脳裏には甘い余韻が寂しく香る
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