遠井 海のお気に入りの歌一覧
小春まりか
終わるなら終わってしまえと思ってる始まってすらない恋だけど
3
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只野ハル
意味のない言葉遊びをする夜のひとり笑いが闇に消えゆく
9
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小春まりか
飛行機を二回乗り継ぐその先で生きているのか君も私も
4
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徳毛圭太
ドラえもんがいたことだけを忘れちゃうひみつ道具を最後にくれた
3
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沙枝
私には触れることない君の手がさらさら描く美しいひと
9
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みやこうまし
「髮ぐらゐ自分で梳けよ」と云へずして 認知の妻の白髮を梳く
20
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日向猫
お片づけせぬまま次の玩具持つあたかも幼児のように
20
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みなま
濁るもの洗い流して雨過ぎるけさ露草の青すがすがし
16
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falcon
喜びに沸く街の中貧しくも笑顏あふれしむかしおもひき
10
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ふきのとう
歓喜するオリンピックの開催に七年後のわが歳を数える
18
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祐鈴
退職し 名刺、役職ない祖父を「セミまた捕れた」と孫ほめちぎる
4
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夕葉
ゆうれいの横切る影で目を覚ますラジオの音はいつも潮騒
6
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葵の助
勝ち逃げのように逝く人これ以上生きにくい世にならないうちに
5
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葵の助
雨予報はずれて帰宅した子から持たせた傘が邪魔と責められ
4
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ビビ
片隅のウサギの落書き 宙を舞うキャンパスノートの広すぎる空
8
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律春
シャッター音 響く刹那に 剥き出しの わたしの「今」を切り取る無慈悲
7
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リンダ
抱き上げて頬ずりするのは猫だけになって久しい吾子は二十五
14
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紹益
夜開く 夢を求めて 今宵また 場末の街を 一人さすらう
12
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遊糸
頼りない爪に鎧を装備する本音を言わない私に似てる
6
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いちにのパッパ
三歳の勘はまちがってはいない生まれる前の赤ちゃん返り
5
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