まがねのお気に入りの歌一覧
いちにのパッパ
全力で布団の山に頭から飛び込むそれが子というものだ
6
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いちにのパッパ
鼻つまみ口まで浸かりぶくぶくぶく三歳はいま最大深度
4
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みやこうまし
秋深み秋音沈む甕の中水琴窟に耳かたむけぬ
7
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遠井 海
上は「まーん」下は「あっぱー」赤ちゃんのこころとことばに乗ったあんぱん
13
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inosann
損得にこだわる事を諌めるよう空気はただで吾を生かしむ
13
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inosann
今日もまたサイドミラーが映し出す見送る妻の手を振る姿を
12
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詠み人知らず
湖に沈んだ斧の材料の 金や銀では刃物にならぬ
11
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みやこうまし
怠けつつ日を経ることも大切と聞きて昼寝のいい訳とする
9
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聴雨
立ち並ぶしろがねの穂の花ごとにただ立待の月は宿れる
6
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みやこうまし
小羽散り夕日にきらら舞い上がる鳩飛びしあと音のもつれて
8
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詠み人知らず
旅先で薬局さがす不安さを 薄めてくれた家族のMAIL
10
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inosann
「人は何故生きる」と問いつつ明日からも妻子養わんと生き行く吾か
7
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inosann
彼岸花行く夏惜しむか赤き色線香花火のかがやき見せて
12
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みなま
さやけくも静かなる月ヴィオロンの弓引く指を照らせ今宵も
9
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詠み人知らず
好きになるって地獄の沙汰ね痛いもの痛かったのよここ千年は
7
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聴雨
いざよひの紫にほふ歌びとの御髪かかりし天のうすぎぬ
5
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芳立
名月をうつす鏡がほしいのと君が言ふから掘つたみづうみ
12
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詠み人知らず
ビル群のうえにひろがるうろこ雲夕陽に映えてピンクの金魚
9
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夏恋
滿月を見上げて歩き照らされて君戀ふわたしはきつと可愛いい
16
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詠み人知らず
月曜は出張できひんゆうたやん 深い事情の生ごみの日で
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