澤木淳枝のお気に入りの歌一覧
聴雨
くちびるに躊躇ふやうに触れる指そのひと時の切なさが好き
14
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falcon
特高におびえし日々もいく昔「安堵したの」と母はかたりき
16
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聴雨
君が読む太宰治に目を通しため息の意味さぐるひと時
13
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粕春大君
蚊遣火のくゆるひと日に涼風のけぶり吹き去りゆふだちの降る
21
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龍翔
焼肉を二人で食べに行ったから、ちょっとは期待してたんだけど。
6
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沙羅
くちびるの動きばかりに気をとられ君の話を聞いてなかった
28
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沙羅
隠せない想いはワタシのくちびるが探しあてるわきっとすぐに
8
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龍翔
もう二度と会えへんなんて分かってたら「ほなね」で済まさへんかったのに。
6
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聴雨
風死して酷暑に耐ふる花々の声なき声に耳をかたむけ
15
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きりあ
月の光を浴びるため服を脱ぐ女の業の深い淵にて
18
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平 美盛
白球の 如く穢れに 染まらずに 球児は目指す 夏の大会
7
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芳立
蝉しぐれ細目によけた日ざかりのまつすぐすぎる君のまなざし
15
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詠み人知らず
眠りたい焦れば焦る眠れないそんな夜には短歌を詠もう
14
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リンダ
都会では人目に触れぬ場所おおし螺旋階段で抱きしめられる
9
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たんぽぽすずめ。
音だけの花火も涙より早く消えて抱きしむあなたの写真
19
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浅草大将
有耶無耶の関は越ゆれど二人旅つひに知らざりつぼの碑
10
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ほたる
恋人の瞳を真っ直ぐに見る夏は嘘も真実も同じと思う
11
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薫智
コンビニに買い出しに行くビル街の夜空見て口笛吹きながら
8
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トーヤ
アイリッシュクインテットで奏でたらすこし強めの風を運ぶよ
11
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トーヤ
受け継ぎし伝統と言えば伝統か見えぬあなたを想い踊るよ
6
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