詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
リクシアナ
飛ぶことの叶わぬ羽に歌を持ちニュウナイスズメ冬星となる
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雪柊
霜月の雨冷たくて信号の「とまれ」の紳士も肩を窄める
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ながさき
資本主義 限界超へて 行き詰まる 人間主義に 進むほか無し
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石川順一
黒揚羽誕生の日は晩春のトタンの壁に弱く張り付き
24
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灰色猫
誰にでも修羅や悪魔は宿るものどう飼い慣らすのかそれが問題
23
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林林
あなたから生まれる祈りと行いが命となりて世界をつくる
26
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コーヤ
燃え盛るもみじのいろはに山嵐散りぬる山は錦なりけり
18
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たけくらべ
月読みの光さやけき秋なれどまづ恋ふ人ぞ思ひやらるる
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絮谷新
朔月の闇の天鵞絨伝ひたる幽かに白き指痕愛し
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葱りんと
「よそのうちお菓子もらいに行っちゃ駄目?」文化の浸透 未整備「駄目だよ」
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夢士
ビリビリと紙を引き切る音のする後一枚と思ひは同じ
16
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藍子
雨雲が空を覆ったその時はわざとゆっくり歩いてみるの
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ながさき
十五夜が 満月だとは 限らない 明日になれば 満月となる
19
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ながさき
ヒグラシの 啼く声合わせ コオロギが 合唱してる 筑波の山よ
26
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藍子
看護とは手と目で見ると教えられやれていたかな昔の私
13
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絮谷新
在りし日の響みは消ゑて忘られし8ミリフィルムの彼女の名前
23
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藍子
引きこもりそんな私の友達は文字の世界で息づいている
20
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灰色猫
そう言えば弾いてましたねテレキャスター燃ゆる名を付け砕けなかった
16
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たけくらべ
君がため何をかせましこの秋に神に召さるる我身なりせば
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コーヤ
紅葉の葉陰の間より見える富士雄々し姿に清しさ覚ゆ
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