詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
月虹
弾け飛ぶようなラテンの熱量を蓄えたまま帰る汽車道
282
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ラベンダー
微笑んだ 少女手を振る 夕刻の 運河の縁の カモメに向けて
23
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石川順一
早朝に停電問題解決し喫茶店行き小倉トースト
17
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石川順一
暖房を消して行くのが喫茶店どこに行くのか分からないまま
12
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夢士
居酒屋の窓とふ窓やどの店もブルーの波の海の中かな
13
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灰色猫
笑っても僕の言葉はシャボン玉きれいな空で弾ける嘘たち
17
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滝川昌之
繰り返し子供の食事の段取りを気にせず行けよ同窓会へ
26
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inosann
「崖っぷち」に立った外交で迫られて平和な国は慌てふためく
22
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へし切
冬空に街は影絵に夕映えて夜の帳は静かに下りる
26
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萱斎院
風さむみとふ人もなきわが宿の こころとふりぬるもみぢなりけり
10
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秋日好
恋人をまずは脳裡に夢描き闇や「もしも」で身悶えしてる
15
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秋日好
枷などの並みの脅かし遊具では見損なつたとしばし笑へり
16
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秋日好
もの知りは古き言葉を忍ばせて名を甘く詠む睦言しをり
20
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灰色猫
瞬刻に崩れる牙城のその音は弾け切れゆく弦の音に似て
15
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吉野 鮎
きみが歌吾裡に燈せしあくがれよ歸りまつ日日育む萠へし戀芽を
15
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石川順一
七回忌中々帰らぬ人等居る夕餉を外に食べ行くのか
9
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滝川昌之
冷え込めばまた深み増す冬紅葉 夜中見つめるストーブのように
26
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へし切
ひそやかに置かれた場所で咲けばいい星が夜空に輝くように
26
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inosann
心中の負の感情を溢れさす心の底の正の感情
23
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秋日好
楝なく月夜の闇に思うかな別れし袖の隅ぞ目合わせむ
17
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