詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
頂点に立ちて人みな過去忘れ驕り来たりて我が身滅ぼす
17
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灰色猫
無人島もっていきたい一首ならあなたはどんな歌にしますか
17
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灰色猫
まどろみはまどろみとして消えてゆく眠れぬ夜の時の音のなか
17
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へし切
山川に流れもあへぬもみぢ葉のゆくへ定めぬ吾が身悲しき
22
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石川順一
枕カヴァー布団カヴァーが洗われて清新の気が我に漲る
17
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滝川昌之
戸締りを指さし確認する俺に制帽の父が仏壇で笑む
24
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滝川昌之
着古したニットのようなホッコリを吾に与えし陽だまりスズメ
25
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へし切
言の葉にこころは宿る友去れば電子の海につのる悲しみ
31
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煩悩
灼熱をヘビーオンスのTシャツで歩けばクリスマスはもう絶望なのです
6
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澄舟
悪役は舞台を降りてぷちぷちとバラの棘折る短い爪で
15
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澄舟
漆黒の椀に潜める真鯉二尾うろこは正しく線刻されぬ
10
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吉野 鮎
歸り來て熱き湯浴みに汝の不在刻印する夜スーパームーン
11
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詠み人知らず
肝臓に労ってるぞとアピールをしじみ汁など一人飲み居り
13
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石川順一
投稿はぎりぎり学校へ出しに行くカメラを忘れて戻り旧友
10
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灰色猫
言えないよこのアネモネがあなたでも手折り殺めてしまいたい事
16
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灰色猫
幾万の夜を灯した人類の炎ゆらめくあなたの瞳
17
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灰色猫
苦しくて優しい嘘に溺れたの電子の海にひとりぼっちで
20
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松村悠紀子
いくたびも愛をかさねたこのひとの背に 逃げ水を望む我が罪
4
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夢士
初冬やもみじ織りなす鎌倉へ古稀を祝いし友垣集う
15
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石川順一
手袋が落ちて内部が濡れて来る臭みを持ちぬ乾かさねばと
12
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