灰色猫のお気に入りの歌一覧
KEN
イチエフの建屋も霞む毛嵐に瓦礫の合間都草揺れ
8
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逢坂
目を伏せて静かな夜を渡りゆく 涙を隠す帰り道、雨
7
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夢士
女子会の終わりてママたち乳母車帰路の電車もワハハオホホと
17
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ファッ休
殺してと小さく獨り呟ゐた 雨は降れども虹はかからじ
4
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kingface
葉月なれいよよ暑かる季(とき)なれば蒸るる京都は雨や欲しけれ
5
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中野美雄
母と弟ゆかむとす ここ海のへに 我ひとり何をなせとや
11
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己利善慮鬼
横顔に優しい影を見たようで好きと言えない日々が繋がる
5
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己利善慮鬼
雨に呼ぶ君が昨日の残像で隔たれしもの八月の人
5
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己利善慮鬼
雨に聞く君が言葉の残照を乱して今日は八月の右
3
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中野美雄
永遠から永遠に我ら在れども きみがい逝きの何ぞ悲しき
9
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石川順一
ポスト行きムーブとラッテの間抜けハガキを出せば短歌の王者
12
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石川順一
階段を登るに二度に分けて行く少しの揺れが水を零すので
9
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滝川昌之
降り出した雨に駅まで傘を持ち君を待つのは幸せなこと
27
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千映
沢山の人の手ありて七夕の飾り完成思わず拍手
15
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千映
本にする妻の残した随筆を夫婦の愛を全国に撒く
12
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芳井真名
指重ね体温連続させたらば雑踏のなかには二人だけしか
3
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芳井真名
「おかえり」と返事をしたのは一日間無為に働き続けたクーラー
4
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芳井真名
朝風呂後乾いたタオルを濡らしたらクーラーメイクのベッドにダイブす
3
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藤久崇
草山の 果てなき芝に 仰ぎ見ん 手に触るごとき 天つ星々
20
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大野 冨士子
月々の髪切り賃と化粧品 きみ使うべし 湯水以上に
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