詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
たけくらべ
心にも秋を纏はばくれなゐの冴へるもみぢを夢に見ゆらん
24
もっと見る
リクシアナ
友からのメール届きて我が文の若きロマンス今日知るとあり
24
もっと見る
まあさ
漱石は 鏡子に月が綺麗ですねと 言ったかどうか 気になるところ
14
もっと見る
ながさき
白い月 東の空に 浮いていた モズが囀る 黄昏時に
33
もっと見る
夢士
主逝きて残りし黄菊咲きほこりザクッと摘みて仏に捧ぐ
19
もっと見る
恣翁
白き月 空を渡りて 軍場となりし沙上を 冷たく照らす
21
もっと見る
沙久
頼み込み 再生託した 修繕が 終わり「戦友」 我が手に戻る
25
もっと見る
絮谷新
柿の實の降るる橙照らしたる閉鎖病棟馬の眠りて
18
もっと見る
コーヤ
頼朝と政子の想い抱きつつ伊豆山神社の石段登る
17
もっと見る
たけくらべ
夜もすがら夢ばかり見む思ひ寝に枕濡らさで醒むこともがな
24
もっと見る
灰色猫
無料版ウィルスバスターが見つけたる薄汚れたる私の悪意
24
もっと見る
灰色猫
同じ時共に過ごして深まった目尻の皺の深さ愛しき
30
もっと見る
灰色猫
手首からほとばしり出る紅の凝血してゆく私だったもの
15
もっと見る
灰色猫
ギターケース草枕にして夜を越え自由を奏でる旅へ出掛ける
21
もっと見る
灰色猫
誰だって自分の国歌が一番と思っているはず君を歌おう
15
もっと見る
灰色猫
どうしてか挫けてしまう瞬間に心に届くあなたの言葉
26
もっと見る
藍子
秋の空雲一つ無く冴え渡り鳥たちさえも邪魔が出来ずに
11
もっと見る
詠み人知らず
500キロ離れた町の工場の 天井クレーン うなる空想
20
もっと見る
リクシアナ
段染めは往きつ戻りつ不揃いなメリヤス編みの夕焼けになる
21
もっと見る
林林
やさしさの記憶を胸に生きてゆけ君のお粥を人肌くらいに
25
もっと見る
[1]
<<
220
|
221
|
222
|
223
|
224
|
225
|
226
|
227
|
228
|
229
|
230
>>
[339]