灰色猫のお気に入りの歌一覧
安井シンゴ
梅雨明けの声聞かずともそこここの木立にて蟬時雨告げたる
8
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石川順一
暗すぎる午前の予感は雨なのか長い胡瓜を食べられもせず
13
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安井シンゴ
電飾で夜をかき消す飾り山名残惜しげに人の輪はあり
9
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安井シンゴ
朝山笠告げる太鼓の響ききて浅き夢路を我も戻らん
6
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ふじこ
涼風に懐かしき日々思い出し夏の終わりを待ちわびている
11
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林林
「行ッテコイ。帰ル頃ニハ味滲ミル。」煮物の鍋に背中を押され
32
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大野 冨士子
人気ない人気ないのが心地よい スターにしのき 居酒屋ひとり
116
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まあさ
久々に ひんやり心地 よい朝の 空へと響く 鳥たちの声
18
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吉野 鮎
八日目の蟬の骸をからからと曵きゆく蟻の葬列つづく
16
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吉野 鮎
七とせの眠り醒む蟬ひたすらにその身ふるはす戀の七日に
11
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吉野 鮎
みどり兒とをさな兒元氣八月のいやます炎暑蝉時雨頻り
11
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中野美雄
鳴き出づる邯鄲の明けてくる夜のひとつ星かもきみの恋ほしき
11
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び わ
そよそよと秋明菊の緑の葉もうすぐ秋と顔を覗かせ
9
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逢坂
不眠症 夜明けの足音聴きながらガラス磨けば透きとおる月
10
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たたたた
天罰がくだらないという天罰をこの身に受ける明日も生きる
5
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川島さかな
この仕事俺がやらねば誰がやるお前がやるの?応援するよ
5
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石川順一
パブロンで熱を治した晩秋に文化展示を見に行けぬ我
10
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夢士
突然の雨にびしょぬれママ走るビニールホロの乳母車おし
14
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石川順一
快晴の青空カップヌードルと御飯を混ぜて食べて居る時
9
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千映
涼しくて申し訳ない気持ちある八月二日午後十一時
9
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