灰色猫のお気に入りの歌一覧
コタロー
遠くには小さな農夫草刈り機邊り一帶轟かせてる
7
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コタロー
大きなるショウリョウバッタの骸には小さな蟻が早や群がりぬ
10
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コタロー
朝顏が地味に咲きたる草むらに彩を出しつつアピールしたる
5
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inosann
親業に卒業などは無きものと「うたのわ」の友と一歩を踏み出す
18
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コタロー
朝ぼらけ農婦が一人鍬を持ちカツンカツンと畑打ちたる
7
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詠み人知らず
幸を吸ひ 膨らめる乳の豊かさを 恥ぢて双手で覆ひたりけり
16
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詠み人知らず
繕えば現と変はらず意味の無し 自分でありたくこの場にゐるに
14
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詠み人知らず
甘えまい 人頼りなば弱くなる 滲むも堪へ自の道這はむ
17
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び わ
朝顔のすい込まれるとおもう青時こそ無情昼には萎む
9
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秋日好
七つ川仏舎利塔に護られて健やかにあれ舟入観音
16
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石川順一
大盛に特製付けるの忘れたり久し振りに行くラーメン店だから
9
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みやこうまし
衰えというのは気力か体力か己の怠惰をその外に置く
14
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秋日好
君だけに制御されたい吾だから利き手を拘束して欲しいんだ
12
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秋日好
右手首握ってくれるひとを待つ海峡の風抜ける庭園
15
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秋日好
多機能ノートは絶えず忙しく鳴り響き泣くも泣かぬも汝を追いたてて
12
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秋日好
諦めたソテツを庭に連れ出せば夏の驟雨に翠羽開く
13
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夢士
八月の陽射しを受けてイレブンのプレーはつらつ勝ちて締めくる
12
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コタロー
夏空をひらりひらりと舞ふ蝶と草に止まりて動かぬ蜻蛉
7
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コタロー
蝙蝠が自在に舞ひて月が出る祭囃子が遠くで聞ゆ
12
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千映
向日葵のゆかたの裾を手で直し最後の花火横目で手繋ぐ
9
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