灰色猫のお気に入りの歌一覧
中野美雄
海神へ 舟神輿すゑ笛吹けば 海はらは日に輝きわたる
2
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万陽
すやすやと 寝息を立てる 子の横で今日一日の 幸を感じる
14
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詠み人知らず
いつの世も穏やかでありますようとうれた赤なす静かにうたう
7
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詠み人知らず
西に無いムソルグスキーの音からは農民思いの優しさ溢れて
5
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林林
病院に涙の部屋があると良い一人で流す涙のための
21
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林林
大切な人が病んでる苦しくて愛は病を超えぬものかは
28
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中野美雄
ま昼 神子はま白き腕にばち振るひ 龍神祭の舟出つげたり
7
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恣翁
愛しくて 夢に通へば 我が腕に 君が現身奪ひてしがな
21
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卯月
生温い風がぬるりと肌を撫でああ台風が近づいてくる
9
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卯月
海を見る 決してわたしは戻れないあの砂浜につながっている
8
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関山里桜
捕りかねし悔しさ未だ忘れえぬ碧に朱に光るオイカワ
7
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紫草
ため息は転がり落ちて書きものの上に点々汚点となって
18
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関山里桜
話し好きの理科の先生に連れられてざぶざぶ渡る夏の賀茂川
5
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ももンが
兵児帯のおびれゆらして千千に行き少女金魚の夏のはじまり
6
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石川順一
クラフトのモッツァレッラのチーズなりトースト美味く引き立てている
10
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石川順一
ナポレオン辞典が夢に出て来たり私の部屋が探られて居る
11
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滝川昌之
沖をゆく漁船に昇る雲の峰 追い飛ぶ鳥が紛れるあたり
23
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恣翁
此処に倒れ 埋もれし人を知らざりて な行き過ぎそ 合掌すべし
18
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へし切
慰霊碑に刻む祈りの悲しみを僕らは永久に忘れてはならぬ
25
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ふじこ
忘れまい人の業にて散る命なれど祈るもまた人なのだと
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