灰色猫のお気に入りの歌一覧
秋日好
いたいけなつぶらな瞳幾人のうたびと狂わすつもりなのだろ
13
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吉野 鮎
流星のかけらの幾つさがす夜葉月の風に微か秋立つ
42
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詠み人知らず
銛のごと鋭き月影胸突きて 驚く子猿惚けたりけり
12
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詠み人知らず
詩としての魅力たたえる歌めざし 三十一文字を渡り始めむ
19
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吉野 鮎
向日葵は好きかとふ汝の蒼ふかき瞳が好き 星流る夜
17
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吉野 鮎
蒼ふかぎ瞳の汝は海となりたゆたふ舟は漣にゆれ
10
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中野美雄
海神夢幻 天へとつづく海はらの 微笑かがやき海猫のかげ舞ふ
7
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秋日好
ソにシャープ明るく見える青空もラにフラットの嵐を孕む
13
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林林
夏の夢叶うだろうか青い空Aマイナーの旋律光る
28
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千映
金魚柄ゆかたに赤い兵児帯を恍惚覚えたおませな踊り
14
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林林
ヒロシマの原爆記念館に行く寡黙な父が肩震わせる
23
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夢士
葉月なか川面に乱舞あきあかね彼らに聞こゆ立秋の声
16
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逢坂
そばだててそっと聴くのは胸の音 半音下がりの八月の夜
11
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北窓
棚に上げ彼らのずるさ責めたてるガキが一匹胸に住んでる
6
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北窓
後悔をずるりずるりと引きずって暮らすことこそ生きることかよ
6
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北窓
前になど進めてる気はしないまま山風来る一周忌だと
7
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藤久崇
呉越も 同じ嘆きを 忍ぶらむ 筑紫の雲は 西の果てまで
20
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中野美雄
海神を 祀り終へたる帰り船のわかれゆきたり夕映えのなか
5
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あんとん
浜中海水浴場で 新しい wifi どこか 考えよう
4
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中野美雄
舟神輿 据うる海はらにちらちらと いちめんむげんの微笑きらめく
3
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