山桃のお気に入りの歌一覧
螢子
十六夜の月も昇らぬ空なればただ白雲の流れてゆけり
11
もっと見る
まるたまる
雪が溶け足跡沈むぬかるみの路を歩けばたんぽぽ一輪
7
もっと見る
bell
ありふれたこの一日の還らざる明日を想い瞼を閉ざす
5
もっと見る
只野ハル
月の面淡墨色に舞いて落ち積りて白く照り返す雪
11
もっと見る
庭鳥
大胆に脚振り上げどしなやかなドレスは踊りワルツ奏でる
8
もっと見る
光源氏
我が宿にしのびつるかな春の風さくらの花はあひみそめけん
7
もっと見る
氷魚
流れ行く者に何を授けられよう道標など自分で探せ
8
もっと見る
たんぽぽすずめ。
会いたさの目盛りと逆に軒へ干すあま鮭痩せて 寒き新潟
7
もっと見る
下地杏
何からも等しく遠いファミレスの窓際で読むドストエフスキー
13
もっと見る
詠み人知らず
ああここで散った希望もあるのだろう鉄の棘は芽吹きはしない
8
もっと見る
久哲
少年に道を尋ねる少年がいずれは通る道を尋ねる
13
もっと見る
猿ノ丞狂介
桜花咲きにけらしな肴には山の貝より海の貝なり
10
もっと見る
浅草大将
行く道にいや高光る日の本に月の影さへ欠くることなし
21
もっと見る
粕春大君
あらたまの年の初めの御社も鎮む春夜に望月の照る
25
もっと見る
後藤郁弥
三十と一文字 たったそれだけであらわす自分は等身大か
5
もっと見る
Kantの娘
生きている生かしているの意味深く生命維持のグラフ眺めし
12
もっと見る
庭鳥
白々と夜は明け日の出美しき画像見たとて伝わらないさ
5
もっと見る
悠々
新年の歌ひとつ詠みたいと見まわせば空の青がめでたし
15
もっと見る
庭鳥
澄み渡る元日の風大通り車行く音鋭く伝え
6
もっと見る
光源氏
かぎりあればしばしとどめよ色も香も花散る里の春の名残りに
10
もっと見る
[1]
<<
219
|
220
|
221
|
222
|
223
|
224
|
225
|
226
|
227
|
228
|
229
>>
[253]