詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
藍子
病床で受けた仕打ちに耐えられず父と認めぬ娘に戸惑う
8
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石川順一
カタクリの花咲き乱れ早春に記者の噂を漫然と聞く
11
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石川順一
ステップが床を騒がしラーメン屋担々麺を食べて居る時
6
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みやこうまし
歌詠むは非現実的な行為かな 虚ろな心を埋めて呉れるが
16
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滝川昌之
かけだして後先も見ず潮風の空へ放ったコンバース白
25
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万陽
「から揚げが食べたい」君のメール見て広告の品 鶏ももを買う
13
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恣翁
「ヤマサ」の祖 不輸租の醤 売り捌き 人めきし業 離れざりてけむ
15
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夢士
咲き終る雛芥子の実の風に揺れ種爆ぜ散りて来る春を待つ
16
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詠み人知らず
しょきしょきと包丁を研ぎ刃を立てる 見えにくいけど 愛のカタチさ
28
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夢士
鶯の声に誘われ山里の路を歩みて吸葛の香
18
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沙久
寄り掛かるその背がやけに温かく必死で泣くのを隠してたんだ
17
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沙久
貴方とは住む世界が違うだなんて思ったらそこで終わりじゃないか
13
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沙久
いびつでも二人して見る月だから甘くまあるい口づけみたい
14
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詠み人知らず
杜若 アヤメに菖蒲 アイリスの 見分けを調べ 納得する朝
4
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桐生賄
人数分 布団干すのも 重労働 体そちこち 筋肉痛に
17
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万陽
五月晴れ 初夏の太陽 照りつける今日は吾子連れ 小川へ行こう
13
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コタロー
母が子に慣れぬバットでボール打つ慣れぬグローブ笑顏の二人
37
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コタロー
老犬が脚を引きずり歩ゐてる尻尾を垂らし一生懸命
6
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コタロー
人口の密度の濃さに疲れたら一人靜かに音樂聽きぬ
5
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石川順一
ソナタ聴きポストまで行き花壇ある球根植物堪能したり
10
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