灰色猫のお気に入りの歌一覧
北窓
一年がたつてしまつた。あの時の、後悔はまだここにあるのに
5
もっと見る
沙枝
問題は解決しない折り合いを自分でつけて生きていくんだわ
8
もっと見る
滝川昌之
新しいスーパー覘く主婦の眼は野菜売り場のナスより新鮮
25
もっと見る
リクシアナ
庭に咲く雑花摘みいて歓喜会の逸話ひもとく盆入りちかし
22
もっと見る
中野美雄
海神の 祀りを終へて秋来る 天のまにまの里の慣はし
7
もっと見る
西村 由佳里
シュッシュッと薬品かけて拭いてゆく我を見ている子の目は清し
9
もっと見る
中野美雄
龍神祀り終へもどりゆく舟の上に 笛ふき澄めば月の出づるも
4
もっと見る
ふじこ
いつの日も君と目があい笑いあう何気ない日の小さな幸せ
21
もっと見る
bgvillea
直接は赴けなくて郵送でポストに行けば雨の降り来て
4
もっと見る
河のほとり
空蝉の夏の命に身をかへて君の聞かざる音をのみぞなく
19
もっと見る
みやこうまし
つくづくと一人聞く夜の雨の音予定も無きに明日を思う
22
もっと見る
黒檀
売れ残り半額まではイキソビレ一人ブッブッ五十路の時間
8
もっと見る
inosann
買い物に妻が連れ出す車窓にはどなたかが描きし夕焼け映える
24
もっと見る
石川順一
投句して選句が出来ぬ慙愧かな出血しつつ痛感して居る
13
もっと見る
石川順一
単独でセミは鳴かぬと庭に入る迷い込むもの樹液は無いぞ
16
もっと見る
まあさ
ゆく夏に 抗う如く 蝉声の 高く大きく 美しい朝
24
もっと見る
恣翁
田子うらぎ 家出でてみれば シロほたえ 柴漬け揚ぐがに垂り尾振りつ
17
もっと見る
中野美雄
竜の贄と舞姫を残し帰り船 残照の海に月出づるかも
8
もっと見る
び わ
家内言う「あなた修理の便利屋さん」何でも直す冷蔵庫でも
8
もっと見る
秋日好
立秋の暮色の中でクレマチス昔のひとの想いを宿す
22
もっと見る
[1]
<<
2234
|
2235
|
2236
|
2237
|
2238
|
2239
|
2240
|
2241
|
2242
|
2243
|
2244
>>
[4551]